じゃがいもの植え付け

2022じゃがいも

4/23(土)と24(日)のお話。

天気がいい感じなので、先週買ってきて芽出しをしておいたじゃがいもを植え付けていきます。

畑はこんな感じ。

冬の間、完全に放置していたので見事に草ボーボー。

白菜の畝のマルチを剥がしたところだけ土が出ているような状態となっております。

今年も畑が始まる・・・!

奥にいるトラクターさん、うちの畑もついでにやってくれんかね。

だめ?あ、そう。

ってことで、除草を兼ねて管理機でざっと耕うんしていきます。

愛用の管理機はクボタのmidy TMS30。いいゾ~これ。こいつについてはそのうちレビューしますね。

除草も兼ねてざっと耕うんする

そしたら化成肥料を施していきます。

肥料はいも、豆用という触れ込みのこいつを去年買いましたので、これを畝を作る予定の範囲にざざっと撒きます。

これだけ。

ホントは堆肥を入れたり魚粉を入れたり色々したほうがいいんだろうけど、めんどいからいつもこんな感じです。肥料代、割と高いし。。

いも、まめ用の化成肥料

そいつを畝を作るラインにざっと撒いていき、、

化成肥料を畝のラインに施す

もう一度、今度はしっかりと耕うんしていきます。

肥料をまいたらもう一度しっかりと耕うんする

自作のマルチ畝作り用治具をつかって畝を立てていきます。

立てるって言っても畝の高さは地面と同じ高さで、畝の幅は65cm。

ちなみに、この畝作り治具は2×4材で簡単に作れてとっても便利。

何も考えずに(重要)、安定して(重要)、ピシッとした畝が作れるので畝作りが得意でない人は是非試してみて下さいな。この治具についてもそのうち書きますね!

治具を使って畝を立てる
ピシッとした畝

ピシッとした畝ができたら、マルチを貼って行きます。

畝立てからマルチ貼り終わりまで、休憩をはさみつつのんびりゆっくりやって、1列1時間弱かかりました。

マルチを貼り終わる

ん?じゃがいもdeマルチ?

そう思ったあなた、鋭いですネ。

僕はじゃがいもはマルチを使って栽培してます。しかもいわゆる浅植えというやつです。

一般的じゃないですよね。

でもこの方法、大きなメリットがありまして、「とにかく手がかからない」んです!

セオリー通りのじゃがいも栽培は、、

1.種イモを5cmくらいの深さに植え付ける

2.芽かきをする

3.除草しつつ追肥して土寄せ ←大変

4.除草しつつ、もう一度追肥して土寄せ ←大変

5.掘り起こして収穫 ←大変

って感じです。

一方我が家で採用している浅植えマルチ栽培は、、

1.畝を立てマルチを貼る ←大変

2.種イモを植え付ける場所に穴を開け、種イモが隠れる程度に土を被せる

3.芽かき

4.たまにマルチの穴に生えた草を除草するだけで収穫まで放置

5.ほぼ地表に芋があるので、マルチをめくり手で土を払う程度で収穫可能

って感じ。ただし収量はセオリーに比べて2割位落ちると思います。

我が家の野菜づくりのコンセプトは、「質と収量はそこそこでいいからとにかく手間をかけないこと」に主眼をおいています。

浅植えマルチ栽培は、そんな我が家のコンセプトにマッチしてるわけです。

一昨年くらいから初めて問題がなかったので、今年もこの方法でいかせて頂きます。

閑話休題。

今度は種イモを準備します。

1週間、縁側に置いておいたので芽出しはバッチリ。

芽出しの完了した種イモたち

先週に買ってきたばかりのときは白かった芽が、緑色に色づいてきていい感じ。

気になっていた芽のカビも進行しておらず、大丈夫そう!(根拠はない)

↓先週

買ってきたばかりの種イモ

↓今週

芽出し完了した種イモ

何等分にカットするか、はたまたカットしないか判断するために平均的な大きさのものを計量します。

1辺が40g位がいいみたい。

↓メークインは3等分か4等分かな。

メークイン種イモ計量

↓キタアカリは2等分か、これより小さければそのままかな。

キタアカリ種イモ計量

そしたら植え付けに入っていきます。

10cmごとに切れ込みを入れてある自作の目盛り棒を使って、40cm間隔で1つの畝に2列、千鳥になるように穴を開けていきます。

この穴に種イモを植えていくわけですね。

自作の目盛り棒を使って40cmの千鳥間隔でマルチに穴を開けていく

ちなみに、世間一般のじゃがいもマルチ栽培では、種イモを植え付けたあとにマルチを被せる手順となっています。

地面に出てきた芽がマルチをツンツン押し上げるので、そうしたらツンツンしてる部分のマルチに穴を開けて芽を出してあげる感じですね。

初めてマルチ栽培をやった時は我が家もそうしたんだけど、どうやらそのやり方はうちの畑と自分のスタイルにあってないみたいで。

というのも、うちの畑は小石が多くてそいつらがマルチを敷いた時点でもうツンツンしてくるわけですよ。つまり小石のツンツンか芽のツンツンか分かりづらいんですね。穴を開けたら小石が出てきたり、小石だな、と思って開けずにいたツンツンが芽でダメになってたり。

あと、日中のマルチは高温となり極力芽に触れないほうがいいので、毎日芽がツンツンしていないか見る必要があります。毎日早起きして見回ればいいけどそれなりに負担だし、上の小石と見分けがつきにくい問題も相まって、なんだかな~ と思っていました。

そこで、我が家では先にマルチを敷いてしまい、穴を開けて種イモを植え付けるようにしています。

これならほぼ確実に植え付けたときの穴から芽が出てくるし、何より見回って穴を開けなくて良いので放置できます。←超大事

更に、芽出しした種芋を浅植えするので発芽率もほぼ100%!

畑が離れていて毎日見れない人は、この方法がベストなんじゃないかなと思っております。

メークインを4分割する
メークインを配置

メークインを4分割して先程の穴に配置していきます。

キタアカリも配置 分割したりしなかったり

キタアカリも配置します。

大きいものは2分割し、穴の数に合わせて小さいものは分割せずにそのまま植え付けます。。

写真を取り忘れちゃったんですが、種イモの切断面には忘れずに草木灰を塗ってあげましょう!

ウイルス感染を防ぐとか腐り防止とかなんとか・・だそうです。

植え付け完了!

穴を拡げて、種イモが隠れるくらいの穴をほって土を被せてあげれば植え付け完了です!

あとはこのまま放置です。

マルチを敷く分、はじめは少し苦労するマルチ栽培ですが、メリットも大きいので是非チャレンジしてみて下さい。

この後の成長の経過もレポしていくので、お楽しみに!

それではまたノシ

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